2013年12月15日

シンシアと海の天秤より 青の方角



○物語について

風が強くなり、雨は止まなくなった。
ふと見たノイズ交じりのディスプレイからは、テレジアが強くなったというニュース。
この星で空が飛べるのは僕だけかもしれない。

僕は僕にしか出来ない事をすれば良いんだ。
沢山の人たちを導いていこう。
テレジアと逆方向。青い青い方角へ。

○楽曲について

Vocaworldで知り合った亞麻色さん、ゆこんさんにイラスト・動画を作成して頂きました。
言語の壁やプライベートの事件等を乗り越えて1年以上かけて形にしました。
本当にありがとうございます。

近未来都市シリーズの最新作になります。
もちろん舞台は荒廃した世界。
今回は世界の半分を覆うようなテレジアという台風が登場します。
マッドサイエンティストや鉄巨人。今までのシリーズと交錯しながら物語は進行していきます。

ノイズの混じったような音、テンポの速さ、鋭いシンセを使い独特な世界観を表現しています。

また、今回のシリーズは近未来都市の世界観がゲームになったら。というコンセプトで作成を進めています。フィールド曲や戦闘曲をイメージした楽曲も登場しますので楽しみにお待ち下さい。また、KAITOも使用する予定です。
posted by 涼風涼雨 at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

2012年01月02日

シンシアと鉄の鳥



○物語について

沢山の季節が過ぎ去るほど旅をして、ようやく君が居る家へ辿りついた。
けれどそこは瓦礫の山。
近くの花が咲く丘の上に誰かの影を見つけた。

僕は走り出したんだ。

君に伝えたい言葉が沢山有る。
君が喜ぶ顔を見たい。

もう1度君と抱き合える喜びを考え続けてきたんだ。

そこには、、、

(ここから物語が始まります。
今までのシンシアと鉄の鳥シリーズの楽曲は世界観と伏線を伝えるための楽曲です。
この先は是非楽曲を聴いてお楽しみ下さい。)

○楽曲について

シンセとノイズを使った美しい楽曲を目指しました。
ストリングスとチェロには音程が上がっていくノイズを混ぜ込み、
ドラムにもシャリシャリするビートを散りばめました。

後半は一気に盛り上がりますが、
「マッドサイエンティスト」のメロディーと歌詞を引用しています。
サビでも「近未来都市」のメインメロディーをシンセベルで鳴らしておりまして、
無意識に世界観を一致してもらおうという試みをしています。

歪んだギターを使わずに低域の迫力を出す事に悩みました。
一部分だけキックドラムを2種類重ねてみたり、
ベースを普段よりも中域に持ってきてみたり、、、
結果としてはバランスよく周波数帯が分布された音圧有る楽曲になりました。

ピアノとE.pianoの分離も難しいですよね。
私の楽曲はピアノメインになってしまうので、E.pianoの空気が消えてしまうんです。
左右にトレモロさせ、低域をカット。高音域を付け加えて聴こえるようにしています。


さて、シンシアと鉄の鳥はまだまだ続きます。
近未来シリーズは100曲を一つの目標としています。
もちろん、その後も続いていくでしょうが。ゆったりとお付き合い頂ければ幸いです。
posted by 涼風涼雨 at 10:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

2011年08月15日

シンシアと鉄の鳥より ジンクス



○物語について

真っ赤な消防車や、踏みつけられた車輪を見ると嫌な事があるような気がした。
メジロや酷い雨の日は何か良い事がある気がした。

貴方が旅立っていったあの日は雲の一つ無い青空。
あまりに綺麗な風景で胸騒ぎを覚えた。

今、貴方の元に飛んでいる。
この空も溶けてしまいそうな青空。

嬉しさと不安が入り混じるこの感情は何なんだろう。

○楽曲について

シンセとギター、シャリシャリしたドラムを組み合わせた楽曲です。
クラブ系のループ素材を入手しましたので、
それを背景にして作曲を開始しました。

最近はMIXに力を入れています。
まだ音圧を稼げるようにはなりませんが、
周波数帯のバランス・ドラムとベースの分離等 聞きやすく迫力が出るように心がけています。

メロですが、同じメロディーを2度繰り返します。
ここで珍しくコードを変えてみました。
私はコードとリズム体をそこまで変化させないように作曲をしています。
(R&Bっぽくなりがちですが)

ここ数週間、拝郷メイコさんの曲にどっぷりはまっています。
コード進行が聞きやすく流れるように移っていきます。
自分の曲にも取り入れられないかと思い、やってみました。
もう少し短調から借用したりすると良いかもしれませんね。
posted by 涼風涼雨 at 20:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

2011年06月26日

シンシアと鉄の鳥より 水と楽園



○物語について

僕たちが旅立って最初に辿りついた場所。
そこでは知らない出会いが待っていました。

大切な人を無くした人。
新しい命を求める人。
夢に悩む人。

僕は再会を誓って、次の場所へ旅立ちました。

次の場所では沢山の人と出会いました。
顔は知らなかったけど、話をしていた人たち。

外がこんなに広いなんて知らなかったんです。
世界は自分が出会わない限り広がらないなんて、知らなかったんです。

この先、どんな出会いがあるんだろう。
貴方に会うまでに沢山の出会いがあるんだろう。

人は一人ぼっちで居られるほど強くは無かったんだ。
私も、きっと貴方も。

○楽曲について

Mixについて再勉強しました。
音量からドラム関連のコンプレッサーまで。
残響音を強く出すようにし、1つの音に広がりを持たせるようにしました。

音の配置も極力分けました。
Kick、Snareくらいは中央ですが、Bassもコーラスを使い分散。

KickとSnareの音量は同じくらいに。
BassとKickも同じくらいに。
コード音はドラム全体の音量と同じくらいに。

Vocalも数トラック使い、リバーブ用、メイン用等細かく分けました。

音圧はそこまで重視していませんが、
音のふくよかさは増したと思います。
posted by 涼風涼雨 at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

2011年05月21日

シンシアと鉄の鳥より 飛翔



●物語について

失ってから気づいた事。
気が付かないほど沢山の人から愛されていたんだ。

あの日から二人で集めていたもの。
それが君の飛び立てる力になるんだ。

本当なら僕の隣には彼が座っていたんだろう。
僕は自分の全てを彼に押し付けていたんだ。
誰かに構って欲しくて色んな手段を取っていた。
何てわがままだったんだろう。

果たして、今から彼に会いに行くのは正しいんだろうか。
誰でも一人は耐えられない。
僕に君が居るように、彼には誰かが居るのかもしれない。

全ては勝ち負けじゃないんだから。
そんな不安を消し去るように、空への一歩を踏み出した。
優しい新しい世界。
彼に会うまでの間に沢山の事があるんだろう。
沢山の人が助けを待っている。

今は何でもやってみよう。

●楽曲について

1曲目の〜シンシア〜に近い楽曲です。
こちらの方がより疾走感があります。
Runwayから続いて、空へ飛び立てるイメージで作成しました。
イントロが間奏でも出てくるという変わった構成をしています。

コード音とドラム・ベース音。
この大きさと聞き取りやすさをポイントにMIXを行いました。
まとまりは出たのですが、音圧が減ってしまった。
まだまだ改良の余地はありそうです。

イラストはシーベさんに描いて頂きました。
飛行士のような服装の主人公。一世代前のレトロな飛行機。
こういうものがシンシアのイメージです。

ようやく出発まで辿り付きました。
ここまでの7曲がイントロのようなものです。
posted by 涼風涼雨 at 10:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

2011年02月19日

シンシアと鉄の鳥より プロトタイプ



●物語について

あの頃の僕は幼すぎたんだ。
全てが自分の思い通りじゃないと嫌だった。

他の誰かがすべき事。
そんな事も自分で行動しては、人に怒りをぶつけていた。

そうだ、僕たちは完全じゃないんだ。
いつだって、誰だって強いふりをしている。
そうと知らなくて、人の気持ちを考えずに居た。

自分だけが平穏で居られれば幸せなんだろうか。
僕たちはプロトタイプ。
互いに足りないものを補い合って生きていけば良いんだ。

●楽曲について

左右に動くドラム音。
これをモチーフに全てを展開していきました。
最初はゆったりとしたピアノのみ。
サビに入り、ギター音で低音を増強。一気に広げます。

後半は通常のドラム音も交えつつ、前半と対比させました。
イントロがピアノソロでしたので、ピアノ間奏は無し。
それでも5分近い大曲になってしまった。

大きな変動はありませんが、変わったコード進行をしています。
X△7が急に入る事もありますし、サビでも転調をしています。
転調することによってメロディーが広がりますから!

「celluloid」を参考にしています。
展開や音作り、非常に勉強になりました。
硬すぎず音色がはっきりしているピアノ音は作るのが難しいんですよね。
まだまだ勉強の途中です。
posted by 涼風涼雨 at 12:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

2011年02月12日

シンシアと鉄の鳥より 孤高の空



●物語について

- シンシアと鉄の鳥の出会いの曲

君が旅立ってしまった時のように、また僕は一人ぼっちになってしまった。
当たり前だと思っていたものを無くす事。
まるで利き手を無くしてしまったみたい。

真っ黒な雨を避けて辿りついた場所。
路地裏の奥、地下へ続く階段。
その奥には大きな扉があった。

耳を澄ませば誰かの声。
相手が誰かなんて思いもしなかった。
ただ、僕は誰かに会いたかった。

そこにあったのは色々なコンピューター。ビーカー、フラスコ。
大きなガラスを隔てた向こうに古ぼけた飛行機。
今のものとは違う。
まるでダビンチが描いていたような、絵画の中のもの。

近寄った僕に、彼は言ったんだ。
利き手の羽が折れている、と。

さらに奥の扉。
そこには力尽きた女性の遺体。


僕たちは互いに大事なものを無くしてしまった。
傷をなめ合うように沢山の事を話し合った。


あれからずっと忘れていた。
無くしたものだけに目を向けていて、自分のやり遂げたい事を。
僕にしか出来なくて、人を助ける何かを。


僕は空が飛びたい。会いたい人が居る。
君は空が飛びたい。自由な世界を夢見ている。

そのためには、生きて生きて生き延びて、
君を直さないといけない。
それが僕の今の目標。


けれど、僕に誰かが必要だったように、
君にも誰かが必要なんじゃないだろうか。
遠くに居る僕じゃない、誰かが。
まだ君は僕を思っているのだろうか。

●楽曲について

まずノイズの混じったドラム音を作りました。
そこにキックとハットを混ぜ込み、
ドラム音だけである程度の周波数とリズムをカバー出来るようにしました。

今までリバーブをdry0%にwetを足すように使っていました。
それを脱却し、奥行きを出せるように考えました。
結果、イントロから流れているストリングスに奥行きを出す事に成功。

GUMIも出来るだけ丸みを持たせ、自然に歌わせるような調整へ。


そうそう、これはいつも思っている事なんです。
Aメロ、Bメロ、サビという構成があります。
この中で特にBメロが大事。
サビは小難しいコード進行をしないようにする。
メロは2〜4コードくらいで聴きやすくまとめる。
Bメロの展開が飽きさせないポイントだと思うんです。

果たしてAメロ、Bメロ、サビ全てにボーカルを使う必要があるのでしょうか?
という訳でBメロはピアノソロ。
面白い展開の楽曲になりました。

「近未来都市」も同じような事を考えていました。
よし、Bメロ無しでいこう!とww

1曲1曲で考えればスタンダートな構成が聴きやすいと思います。
シンシアと鉄の鳥はアルバム単位で考えて作曲しています。
シンシア・マッドサイエンティストが分かり展開でしたので、
ここから独特な曲調にしていく予定です。


この曲ってバラードなんだろうか。
いつもバラードを作るつもりは無いのに、それっぽく出来上がってしまうと言う。
自分の頭の中ではアンビエントやクラブ系を取り入れた曲というジャンルになっているw
posted by 涼風涼雨 at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

2011年02月06日

シンシアと鉄の鳥より マッドサイエンティスト



●楽曲について

※鉄の鳥についての曲

最初の日、私が作ったのは貴方でした。
鉄の物ばかり作っていた私が新しい命を授かるなんて。

つまらなくも幸せな日々が続きました。

最後の日、私が作っていたのは変わった飛行機でした。
鉄の鳥のような造形をして、空を自由に駆け回るもの。
何処となくファンタジックで、アンティーク。
このビルばかり立ち並ぶ世界の中で、一際目立つものになったでしょう。

いきなり、最後の日が訪れました。

大きな光は私と、私の子供の命を大きく縮めました。
作りかけていたあの鳥も、もう飛ぶ事は出来ないでしょう。

あと少しだけ動いて、私の身体よ。
せめてこの子の命だけは助けてみせる。
この子の頭脳を、あの鳥の頭に。

けれど私は大事な事を忘れていた。
この子が、それを望んだかどうかという事を。

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長い間、眠いっていたみたい。
目が覚めた僕が最初に見たのは古ぼけた写真立てでした。
僕と、母と、父の3人の写真。
そこには誰かの文字で「愛している」と。

それから僕は長い間ずっと一人だったんだ。
折れた翼、冷たい身体。
母が言っていた。空は本当は青いんだって。

良く分からないけど、この場所は寒くて寂しいです。

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●楽曲について

GUMIの調整とMixについて非常に細かく教えて頂く事が出来ました。
大分やんちゃになってしまいましたが、方向性は見えた気がします。

ドラムにAKAIが提供しているサンプルドラム音を使用。
そこにD-proのドラムグルーブにフィルターをかけたものを導入。
独特なリズム体を作り出しました。

ベース音にもHiphopで使われるような太いシャリシャリしたものを使用。

ロックでは無いけど、バラードでもない。
クラブ系なような気もするけど、、、
という独特な音楽です。

私の曲の特徴としてサビのコード進行は分かり易い。
それ以外はややこしい。というところがあります。
この曲もまさにその感じです。

突然の転調、1コードのみの転調もあります。
色々な曲の要素を取り入れて自分らしい世界観を作り上げています。

昔からクラシックをやっていた訳でもなく、
jazzを基盤にしたのも大学時代から。ジャンルに縛られる要素がありません。
他の人には作れない世界観を。
posted by 涼風涼雨 at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

シンシアと鉄の鳥より シンシア



●物語について

※このシリーズには主要な人物が3人居ます。(シンシアと鉄の鳥とシンシアの恋人)
 しかし、ボーカロイドで歌い分けをしていません。
 ボーカロイドはあくまで曲調や音域で使い分けています。


君は私(シンシア)を守るためと言って、遠くに旅立ってしまったの。
幼い私は言葉だけのやり取りでは満足できなかった。

直ぐ、君の迷惑も考えずに一つの夢を持った。

大きな飛行機のエンジンを震わせ、君の元に旅立つ事を。
古びたジャケットと帽子を片手に夢へ向かって突き進んでいた。

ある日。

辺りに広がる大きな光。
大空から見下ろした海は焦げ付き、家も、友達も、皆消えてしまった。

私はどうしたらいいんだろう。
一人で生きていくにはこの心臓は小さすぎる。

君の無邪気な笑顔をもう1度だけ見たくて。
この壊れてしまった世界で空を駆ける夢を見ていた。

君の事も何も考えずに、自分のためだけの幼い夢を。



●楽曲について

近未来都市シリーズと共通しながらも違う感じの音楽を目指そう。
シンシアと鉄の鳥の音楽に関してのテーマです。

まず、メインボーカルにGUMIを使用しました。
ギターやトレモロピアノ(左右にパンを揺らしたピアノ)、ロック系の曲。
そういったものを全て取り入れてみたのが「シンシア」です。

ベースもシンセベースとロックベースの2種類を使い分け、
低域の増強を図っています。

共通点はピアノのメロディーでしょうか。(ここは直しようが無いのですが)
クオンタイズカッチリの打ち込みのようなピアノは苦手なんです。
出来るだけ細かく弾き、生演奏に近い空気感を出しています。
また、ピアノだけでも十分演奏として成り立つような事を思いつつ作曲しています。

私の歌詞は独特です。
1番と2番で違う人の事を言っていたり、言葉を置き換えていたり。

今回の場合は「心臓」という歌詞をエンジンに置き換えると分かり易いです。
1番では夢の「飛行機=鉄の鳥」の事を。
2番では自分の弱く小さい心臓の事を言っています。

それでは、長編楽曲集「シンシアと鉄の鳥」をお楽しみください。
posted by 涼風涼雨 at 13:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

天空の回廊より 運命の日 下



●物語について

僕はずっと君を憎んでいたんだ。
だけど、綺麗な思い出ばかり残っているのはなぜだろう。

誰かに当たる事で、現実から逃げていたんだ。

そんな毎日に何の意味があるんだろう。
だから決めたんだ。

今日に僕が生まれたんだと。
今までの事は自分を成長するために必要な事だったんだ。
憎みたかったけど、憎みきれないこの気持ち。
それも受け入れよう。

受け入れる強さを知った。その運命の日。

●楽曲について

運命の日 上 と対極的に、ピアノを中心としたバラードです。
特に難しい事も独特な進行もしていません。
王道なバラードです。
この楽曲は一番自分らしいものを!と考えていましたので、この展開になりました。

「近未来都市」のメロディーと「Escape」のメロディーを引用しています。
この楽曲をもって長編楽曲集「近未来都市」は1周します。
1曲目の「回想」に繋がります。

近未来シリーズとしてはまだまだ続きます。
同じ世界観を持つ長編楽曲集「シンシアと鉄の鳥」をお楽しみください!
posted by 涼風涼雨 at 13:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

天空の回廊より 運命の日 上



●物語について

失ったものに後悔ばかりしているから。
僕は前に進む事が出来ないんだ。

自発的に受け入れる事が出来れば、これからの毎日を始められるはず。
そうだ、ここから僕の全てが始まるんだ。

子供から大人になるために必要な事。
20歳になれば何かが変わる訳も無い。
大切なものを失ったり、心に大きな衝撃を受けること。


やっと輝かしい毎日に目を向けられるようになった。
その運命の日。

●楽曲について

ミクのポルタメントを使用してみました。
ちょっとたどたどしい歌い方になってしまいましたので、
ここは調整が必要です。

少しアップテンポでジャズを取り入れた楽曲になっています。
終わりは「約束」のメロディーを取り入れたピアノソロになります。
自分の中では、ここで「エレベーター」を降りていく感じ。

上の人と下の人は互いに幼かったから、離れ離れになってしまいました。
時間と共に成長する2人。
自分達の過ちを認めて、失ったものの大切さを実感します。
posted by 涼風涼雨 at 13:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

2011年01月23日

天空の回廊より スイッチ



●物語について

何の取り得も無い自分が、なぜこの場所に呼ばれたのか。
その意味は最初から分かっていたんだ。

渡されたこの真っ赤なボタンを押すだけ。
そうすれば全てが終わるんだ。

悩んでいた事、置いてきた物。
優しい思いでも、大切な人も。

もし拒んだのなら、僕も元の場所に帰らなければいけない。


特別な人のために他の誰かを殺める事も正義なの?
僕はそんな事は出来ない。
やっと分かったんだ、自分の考えを貫く大切さを。

●楽曲について

ギターのリフが新鮮なバランスの良い楽曲です。
ほとんどの曲はコードやメロディーを重視していますが、
この楽曲はリズムを重視しました。

アコースティックギターのカッティングもポイントです。

他の曲に比べて温度が冷たい印象があります。
天空の回廊シリーズに共通した事ですが、硬い音作りをしているためです。
無機質なもの、孤独感などを感じ取って頂ければ幸いです。
posted by 涼風涼雨 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

2010年12月22日

天空の回廊より 大きな壁に遮られて



●物語について

その時になって僕たちはようやく分かったんだ。
あの塔には選ばれた人しか昇れないという事に。

どこにこんな沢山の人が居たんだろう。
塔へと群がる人々の前に巨大な壁。

僕たちはこの広い世界に閉じ込められてしまった。

自分の求めたものにすがる人たちは何て醜いんだろう。
その手を一度離してみよう。
違う道が開けるかもしれない。

心の中にそびえ立つ壁を乗り越えられれば、まだ生きていける気がする。

●楽曲について

jazzを取り入れたシンセ楽曲です。
都会的でどこか寂しい。それで居てバラードともポップスとも言い辛い。
私らしい厄介な作品に仕上がりました。

ピアノとアコースティックギターだけでも十分成り立つのですが、
SFテーマなのでシンセを取り入れています。
リズムとメロディーを重視しましたので、そこに着目してお聴きいただければ幸いです。
posted by 涼風涼雨 at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

2010年12月21日

天空の回廊より 置き手紙



●物語について

自分自身を信じられないで何が出来るんだろう。
同じ人に会い、目標も無く生きていく毎日。
何処に行き着くんだろう。

君が自分の道を選んだように、僕にも選ぶ自由がある。
こんなにも世界は広かったんだ。

小さな花を愛せるように、
真っ赤な空や真っ黒な雪も愛せるんだろうか。
どんなものでも愛せるようになれば、そこから始まるんだと確信している。

●楽曲について

高校〜大学時代に作曲しました。
そのため、展開や作りが幼い部分があります。

この曲には「空が赤かったら・雪が黒かったら」というフレーズがあります。
これが近未来都市のテーマにもなりました。
いつもと違う毎日を愛せるようになれば、世界はもっと広がるはず。
近未来シリーズにはこんな思いも織り交ぜています。
posted by 涼風涼雨 at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

2010年12月13日

天空の回廊より 天空の回廊



●物語について

遥か遠くの景色の中に君が居るんだろうか。

僕は君を置いて一人で空に昇っていきます。
君と一緒に何もしないで泣いているのは簡単だけど、
それでは何も解決にならないから。

僕は君を捨ててでも、自分の考えを貫いていこう。

●楽曲について

クセの強い天空の回廊シリーズの中でも特に厄介な曲です。
イントロとメロが合体したような流れにもかかわらず、
直ぐサビにいってしまう。
そんな曲があってもいいじゃないですか。

音質もノイズの入ったシンセとアコギという変わった組み合わせです。
こういった試みも今後の曲のために必要だと思う。
posted by 涼風涼雨 at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

2010年12月05日

天空の回廊より シンボル



●物語について

冒頭 〜回想〜 よりも前のお話

シリーズで一番最初の物語です。
一種の番外編のようなものです。

-二人の別れの物語 天空の回廊-

軌道エレベータ。
この星は近いうちに終わってしまう。
そう分かってから作り始めたもので、全ての人々の希望のシンボルだった。

けれど、そこに行く事が出来るのは一部の人だけ。
権力者やお金持ち。
特別な人なんて何処にも居ないはずなのに、
人はなぜ優位に立ちたがるんだろう。

君だけはそんな人じゃないと信じていた。

●楽曲について

R&Bのようなリズムに、シンセ音を多用した楽曲です。
淡々と進む曲調が切なさややるせなさを表現しています。

シュワシュワしたシンセを沢山使用したので、
今までとは違った雰囲気になりました。

天空の回廊は他のアルバムに比べて一癖強いです。
その上、物語が非常に重いのでアクの強いアルバムになっています。
posted by 涼風涼雨 at 15:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

2010年11月30日

音の遺跡より 音の遺跡



●物語について

あれからどのくらい時が経っただろう。

辛いとき、悲しいとき、いつも君の前に居る。
壊れてしまった君の前。

けれど、大切なものは心の中に生き続けているの。

振り返らずに前だけを見る強さを君はくれたんだ。
胸に手をあててみよう。
あの時の情景が音となって蘇ってくる。

だから人は呼ぶようになったんだ。
壊れた君の事を音の遺跡と。

●楽曲について

音の遺跡最終曲になります。
優しく壮大だけど、切ない。そんな楽曲を目指しました。

色んな場所に様々な楽曲のフレーズが出てきます。
後は自分の思うままに作成しました。

近未来都市シリーズはまだまだ続きます。
posted by 涼風涼雨 at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

2010年11月29日

音の遺跡より 金色の夢



●物語について

僕たちは知らないうちに過去にすがっているんだ。
君が目を覚ます事をずっと信じていた。

そんな事は無いと知っていたのに。

僕はただ、現実から逃げていたんだ。
足は動かなくなってしまったし、この先どうしたら良いんだろう。

時間だけは平等に過ぎていってしまう。
明日がやってくるのに、今日と何も成長していない。
悲しい現実は僕の時を止めてしまった。

奇跡は待つだけでは来ないんだ。
だからもう逃げないよ、目の前の現実からは。
この足を引きずってずっと生きていくんだ。
そう誓うために君の掌に上ってみた。

見上げた君の目から真っ黒な涙が。
そうだ、このエーテルはどんなものも治すんだ。

君が最後にくれたもの。真っ直ぐに歩く強さ。


●楽曲について

アコースティックな楽器ばかり使いました。
ほとんどギターとベース、ドラムで構成されています。

他の楽曲と違う所は、サビのメロディーがサビに入る前に動き出す所です。
一歩前に出るような雰囲気を出してみました。

コードも難しいものは使っていません。
曲の内容が重く難しいので、楽曲自体は分かりやすいものを目指しました。
最後は結構盛り上がります。
個人的には気に入っているんですけどね。

銀の夢を作った時から、金色の夢という楽曲を作ろうと思っていたんです。
近未来シリーズは対比した曲が凄く多いですから。
posted by 涼風涼雨 at 18:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

2010年11月28日

音の遺跡より ロストタウン



●物語について

壊れた町に佇む僕たち。
降り出した雨に耐え切れず、近くのビルは傾いてしまう。
その近くに迷い込んだ誰かの猫。

僕たちは自分が一番大切だから、
他の何かに感情を向けられないんだろうか。

あの子猫を助けられなければもっと大事な何かを失ってしまうんだ。

だから僕は駆け出した。

崩れ落ちるビル。

ああ、良かった。子猫は無事だった。
けれど僕は二度と歩けない足になってしまった。
ここから助かるかも分からない。

そんな時、遠くから僕を助ける人たちの声が聞こえた。

●楽曲について

近未来シリーズで一番良くある展開の楽曲です。
左右にパンを広げすぎたため、軽い印象の楽曲になってしまいました。

ストラトタイプのギター音源を試しています。
何かを試している時は、昔の曲を参考にしているんです。
違いが良く分かりますから。

ドラムもロック系ではなく、R&Bで使えるような感じのものを使っています。
もう少し音色を考える必要性があるかな。
posted by 涼風涼雨 at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ

2010年05月18日

近未来シリーズ 陽炎



●物語について

失ったものは戻って来ないの。
いつの間にか日々は過ぎ去ってしまった。

季節は変わり、雲の一つ無い青空が広がっている。
あの分厚い雲は何処にいってしまったんだろう。
元気な君は何処へいってしまったんだろう。

この夏の暑さは僕の心を捉えて離さないの。
いつまでも君の冷たい顔を見ていたい。

●楽曲について

浮遊感のあるスローバラードです。
新居昭乃さんの『エウロパの氷』を目指して作りましたが、
まだまだでした。

左右に動くE.pianoがポイントです。
コードよりも音色と透明感にこだわりました。

夏の温度。揺らぐような暑さ。
けれど終わっていくのは寂しいんです、なぜでしょう。
posted by 涼風涼雨 at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 近未来都市シリーズ